紙ナプキンは危険!?その4:吸水ゲルで体が冷えるって本当?
「アダルトチルドレンと催眠・潜在意識の専門家」札幌の心理カウンセラー≪らぶさん☆佐藤愛彦≫です。こんにちは。
布ナプキン教にツッコミ入れる記事書いてたら、結局3回に分けてアップすることになりまして・・・(汗)
なんか2時間講義できんぢゃね?って感じ(笑)
そーいえば、ナプキンに使われている「高吸水性高分子(ゲル化剤)で体が冷える」ってハナシが抜けてたので、追加しときます。
この高吸水性高分子は「保冷剤に使われているのと同じ素材なので体を冷やす」って理屈のようですが。。。
あのね、吸水しようがしまいが、そもそもゲル化剤に冷却能力はありません。
室温に放置していた保冷材を触っても冷たくないし、室温それなりでしょ?
ゲル化剤が吸った液体の熱量しか持たないからです(凍らせれば保冷材になるよ、ってハナシ)。
「二つの物質の温度差がある場合」は熱伝導によって温めたり冷やしたりします。
紙ナプキンが経血を吸収した時、その温度は「体温とイコール」なので、体を冷やしようがありません。
もし吸水した紙ナプキンが外気温によって温度が下がることがあれば、それによって身体を冷やすことも考えられます。
でも、大きさ(ナプキン自体の熱量)と下着の中という使用状況を考えれば、そんなことは起こりようがありません。
あ、それと、冷却ゲルを吸水させて、室温でしばらく放置してから手で触ると「水の気化熱」によって多少冷たくなってます。
それよ~!!それで体を冷やすのよ~!!!
って布ナプキン教の方からはそういうお声が聞こえてきそうですが・・・
残念!!!
オマタの紙ナプキンに、「夏でも涼しいと感じるくらいの風」を常に送り込まないと気化熱によって温度が下がりませぬ。
それに、そんなことすれば、気化熱より先に送り込んだ風で身体が冷えます(笑)
昔、布おむつしかなかった時代には、「赤ちゃんがおしっこすることでおむつが冷える⇒そのままだと赤ちゃんの体を冷やす」というのがありました。
これは赤ちゃんの熱量より、冷えたおむつの熱量(熱を下げる)の方が大きいからです。
赤ちゃんの身体とおむつの比率は、大人の身体と紙ナプキンの比ではないのです。
ですから、物理的に考えて「紙ナプキンは身体を冷やす」のであれば、布ナプキンでも同じことが起こります(笑)
というか、吸収率が悪い分、布ナプキンの方が冷えそうだけど。。。
とことん、トンデモですなぁ。。。
トンデモといえば、その他にも、
- 市販の化粧品は石油を顔に塗っているようなもの
- コーヒー用のクリームはペンキと同じ
- 市販のシャンプーを使い続けた女性が妊娠・出産すると、羊水がシャンプーの匂いがする
などなど、たくさんあります。
そりゃ石油(原油)は有害物質含んでるし、口に入れたり直接肌につければなんか害があるのは当たり前。
でも化粧品に石油が入ってたり、ペンキを詰め替えてコーヒー用ミルクとして売ってるわけではないし・・・
でもって、なんでシャンプーの香料だけが皮膚を通して、しかも羊水だけに溜まるわけ?
もしシャンプーの香料が体に溜まるなら、真っ先に血液が臭くりそうなもんだし、そんな大量の香料が体に入った時点で別の害が出るでしょ。
比喩としてもハナシが飛躍しすぎ、だから「トンデモ」なのです。
口に入れるものも、肌につけるものも「安全」なものの方がいいに決まっています。
だからといって、ありもしない危険を煽って自分のところの製品を買わせようとするのは、「カルトか詐欺師」なんですよ。
客観的な根拠や因果関係が示されないのに「他の製品は危険で、自分のところのものはOK!」というのは、洗脳やマインドコントロールでしかないのです。
(まれに品物はいいのになんでこういうインチキトークすんのかなぁ・・・?ってのもありますが、あくまで「ごくまれ」です)
なのでこういうハナシには、ホント気を付けてくんなまし。
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございましたm(_._)m
メンタルセラピー成幸の森
受付時間10:00~19:00(完全予約制)、火曜定休
「アダルトチルドレンと催眠の専門家」心理カウンセラー佐藤愛彦
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