「上手く話せない」を改善する５つの方法

「人と話すのが苦手です」「上手く話せません・・・」という方のほとんどが『話し方の上手い下手』を気にされます。

しかし、本当に大切なポイントは『話術』ではありません。

確かに、ドラマなどで俳優さん達が話すように、流れるような話し方、間の取り方などは聞いていて気持ちのいいものです。

そういうものも無いよりあった方がベターです。

ですが、『話す（＝会話）』ことの本質は、『話す＝相手に自分の意図をいかに伝えるか』が最も大切なポイントです。

その大切なポイントが５つあります。

（１）分かりやすい話し方をする
（２）話の目的をはっきりさせる
（３）「自分の気持ち」を伝える
（４）「ありがとう」「ごめんなさい」がある
（５）言いたいことは、「はっきり」と言う

なぜこの５つのポイントかというと・・・

まず、「人と話すのが苦手、上手く話ない」という方は、『分かりにくい、伝わりにくい話し方』をしています。

話自体がなんか分かりづらく、何が言いたいのか、どうしたいのか（どうして欲しいのか）がよくわからない・・・これでは相手に話が伝わりませんね。

そして、「自分の気持ち」を伝えていません。

特にアダルトチルドレンは自分の気持ちを出す（表現する）のが苦手なのですが、それが話すことにも影響してしまいます。

話が弾むのは、「自分の気持ち」を伝えているからですが、逆にこれがないと、なんか面白くないというか事務的というか・・・な感じになってしまいます。

加えて、「ありがとう」「ごめんなさい」がありません。

代わりに「どうも」とか「すみません」とかを使いがちです。

しかし、言われる方からすると、「うーん、ちょっとねぇ・・・」という感じで、これもあまりよくありません。

そしてもうひとつ、「言いたいことが言えない（言わない）」があります。

話すことで大切なのは「過不足なく自分の言いたいことを伝えること」なのですが、これができていません。

言葉足らず舌足らずで言いたいことがちゃんと言えないと、自分でもモヤッとして、余計に苦手意識を生んでしまいます。

また、この「言いたいこと」には「相手にお願い・頼み事をする」とか「嫌なことを断る」ことも含まれますが、これができないとストレスが溜まる一方です。

これら「伝わりにくい話し方」は気づかないうちにクセになっていることが多く、具体的に変えていくことが必要です。

また、特に「話すのが苦手」なアダルトチルドレンに共通することです。

ですが、先の5つのポイントを少し意識するだけで簡単に変えていけます。

それぞれのポイントを少し詳しく説明します。

まずは「分かりやすい話し方をする」「話の目的をはっきりさせる」について。

2024.09.21

「上手く話せない」を改善する５つの方法：その２

「上手く話せない」を改善する５つの方法：今回は「分かりやすい話し方をする」「話の目的をはっきりさせる」です。主語をはっきりさせる、大切なことを端折らない、時制をあわせるなど、ちょっとのことで分かりやすい伝わりやすい話し方になります。

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m