[公開]:2022/06/30/[更新]:2022/09/03

心を強くしたいなら『取り戻す』

強い心

 

アダルトチルドレンで「心を強くしたい」「もっと強い心を持ちたい」という方は結構多いです。

そう思ってしまうのも分かります。

が・・・・

 

自己啓発的な「心を強くする方法」をいくら試したところで、心は鍛えられないし強くなりません。

そもそも、こういった類のものはアダルトチルドレン特有の悩みや生き辛さを抱えていない「元気な人」がやる分には効果が期待できるものです。

←ちなみに元気な人でも効果が出る人は少ないのに・・・

 

なぜアダルトチルドレンは「心を強くしたい」と思ってしまうのでしょう?

それは「もともと弱いし、今も弱い」と思ってしまうから『強くなりたい』のですが・・・

しかし、そのほとんどは『力を奪われ、弱くさせらている』というのが実際です。

 

ですから『奪われた力を取り戻すこと』が必要なんです。

 

奪われた分、弱くさせられている分を取り戻せば、その分強くなります。

それでも足りないというのなら、奪われた分を取り戻してから『さらに強くする』ことをすればいいのです。

その方が合理的・確実であり、『最も早く強くなるコツ』でもあるのです。

 

例えば、親に理不尽に怒られたり、干渉され強制されたりすると、同時に自分の意見や感情を抑え殺さざるをえなくなります。

←それにより子供を都合よくコントロールする

それが繰り返されていくうちに、自分を否定、「自分にはない」が強くなっていきます。

それは自分自身(アイデンティティ)や力(生きる力、考える力)といった、『あなたの大切なものが親に奪われる』、ということ。

 

そして、こんなものも、です。

・自分の意志・意見
・自由、自分のための時間
・感情(喜怒哀楽、楽しい、ワクワク、ウキウキ)
・柔軟性
・愛
・健康(心と身体)
・子供の心(純粋さ、情熱、無邪気)
・健全な欲
・長所・良いところ
・自分ファースト、自分の家族(パートナーと子供)ファースト


※健全な心をもった大人はこれらを十分に使っています。

 

ある意味「毒親サバイバー」であるアダルトチルドレンは、その「弱い」の意味あいが違うのです。

「ない・弱い」ではなく、否定や強制によって『持っているのに(あるのに)、ないと思わされている』ことで「みかけ上弱く」なっているのです。

だから、これらを取り戻す、ちゃんと使えるようにするだけでアダルトチルドレンは結構強くなるのです。

本当です!

 

 

もうひとつ、「強い人」の勘違い。

毒親や人を平気でどなりつける・モラハラ・パワハラをするような人を「強い人」と勘違いしてしまうことがよくあります。

こういう人は「強い人」ではなく、単なる『傍若無人』なだけです。

『実はとっても弱いけど、その弱さを隠すために先制攻撃して相手の士気をくじく』なんてこともよくあります。

上っ面だけ、見かけ倒しの強さです。

あこがれる必要ありませんし、参考にもなりません。

 

大人の強さというのは、『自分や大切なものを守る』強さであり、『生きる力』そのものです。

これは、先に挙げた「親に奪われた大切なもの(ないと思わされているもの)」を一つずつ取り戻すことで強化されていきます。

 

あなたの『本当の強さ』を取り戻そう。

そして幸せな人生を創っていきましょう。

 

本日もブログをお読み頂き

ありがとうございましたm(_._)m

心理カウンセラー・らぶさん印

 

 

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